

● 高台削り
ロクロ成形のあと適度な硬さになりましたらヒックリ返して乾燥・・・
のち、高台を削るのが一般的な作業・・・
手作りのカンナを利用するのですが、
カンナといっても帯ガネを折り曲げて、金ヤスリで歯を付けた簡単なモノ。
近年の荷作用の帯ガネは薄くて柔らかくて使い難い・・・
陶芸用品として売られているカンナも柔らかくて使い難い・・・
ワシの場合、昔の硬い帯ガネを兄弟子からたくさん貰っていますので、
死ぬまで困らないのです。
● トビカンナ
チョンチョンチョンチョンチョンチョンチョンチョン・・・
カンナの弾力を利用して突くように削るのですが、チョッとしたコツがいる。
小石原や沖縄の民芸陶器の装飾手法なのですがチト硬い感じがしますので、
風炎作品では唯一、塩ポットに使っています。
● 木工挽物
茶托や盆などの木工ロクロの場合、
木目の美しさはカンナの切れが命のところがあり、鍛冶技術に裏打ちされている。
中国山地はタタラ製鉄の文化圏ですので、
こうした伝統的な木工品や漆器が盛んに作られていました。
PS
カンナ作業の画像は撮影助手が必要ですので、そのうちに挑戦してみます。

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