
最近作った「面取りカップ」ですが、
模様の無いデザインは、もしかしたら風炎窯が始まってから初めてかもしれません。
模様があれば良いというものでもありませんが、
沖縄のトロピカルな風土から生まれた模様が、風炎窯のDNAとなっている。
また、シンプルな器は巷に溢れており、
ある程度の個性を主張しないと、人の眼にとまらない気もしていました。
シンプルに削ぎ落とす面白さに目覚めたのは、
趣味で始めた紙芝居のシナリオ作りであり、削ぎ落とすことの醍醐味を知った。
ロクロは厚引きですが、収縮が大きく底切れし易い粘土のため、
底は薄い作りです。
見た目は重厚、手取りは軽いと感じられる事でしょう。
で、このカップですが、古民家や蕎麦屋での使用をイメ〜ジしていたのですが、
道の駅で手にして頂いた蕎麦屋さんから、注文をいただきました。
急いで作りながら、
同じコンセプトで蕎麦皿を試作してみようかと考え中・・・


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